静岡県富士宮市にある人工湖の田貫湖。
観光地としても人気の朝霧高原の一角にあり、天気の良い日には湖畔からは見事な富士山が楽しめる絶景キャンプ場です。
今回は12月の田貫湖で今年最後を締めくくるクリスマスキャンプを決行!
田貫湖近くの富士宮市街には大型スーパーも多いので買い出しが楽だし、キャンプ場にはシャワールーム、近くには天然温泉もあるのでお風呂にも困らない便利なキャンプ場です。
急遽、友達と予定が合ったので1週間前に計画して行くという強行軍を敢行w
まさか年の瀬にキャンプに行けると思ってなかったので、テンション上がりまくり!だったんですが・・・
友達が強烈な雨男パワー炸裂で、当日はなんとあいにくの雨。
まぁ、雨のキャンプっていうのも初めてだし、なかなか狙ってできるもんでもないから貴重な経験ということでw
そんな田貫湖でのキャンプの様子を紹介したいと思います♪
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目次
田貫湖キャンプ場の場所・アクセス
田貫湖があるのは静岡県富士宮市。
近くにはふもとっぱらをはじめ、たくさんのキャンプ場がある、まさにキャンプの聖地。
静岡県といってもほぼ山梨との県境近くなので都内からのアクセスも良く、高速を使えば2時間くらいで着く距離です。
田貫湖でのキャンプは予約が必須
田貫湖のキャンプサイトは全面予約制です。
夏休みや連休などはもちろん、紅葉やイベントシーズンなんかだと平日でも宿泊客がいっぱいなんてこともあるみたいなので事前の予約は忘れずに!
キャンプサイトの予約は田貫湖のホームページから簡単にできます。
予約が完了するとメールで予約番号が送られてくるので、当日受付ですぐに出せるように控えておきましょう。
あと、利用料金の支払いは現金のみでカードは使えないので要注意。
>>田貫湖キャンプ場の予約はこちら(田貫湖キャンプ場公式サイト)
ライブカメラで混雑状況をチェック
ちなみに田貫湖のホームページを見るとライブカメラを通してキャンプ場の状況を見ることができます。
キャンプサイトや駐車場などの(だいたい)リアルタイムの状況が見られるので、混雑具合を知るのにも役立ちますよ。
【Aサイト】

【Bサイト】

【駐車場】

(引用元:田貫湖キャンプ場公式サイト)
スーパーで買い出しするなら東名高速を使って行くのがオススメ
さっきも少し触れた通り、田貫湖は山梨県との県境近くにあります。
なので都内から行く場合、距離的に見れば中央道を使ったほうが30kmくらい近いです。
ただ、注意すべきことが1つ。
中央道から行くと河口湖インターから降りることになるんですが、そうするとスーパーが圧倒的に少ないので買い出しに不便ということ。
全くないというわけではないんですが、なかなか品揃えが多そうなスーパーが少なく万が一欲しいものがなかった時困ります。
一方で東名から行くと新富士のインターで降り、途中に富士宮の街を通ることになるのでスーパーやホームセンターがたくさんあります。
ちなみに今回買い出しをしたスーパーがココ↓
高速を降りてから田貫湖に向かう途中にあるので立ち寄るのにもちょうどいいですよ。
かなり大きいスーパーだけあって生鮮食品の品揃えも豊富。
スーパーの中には立派な精肉店もあるので、夜のバーベ肉の調達も問題なし!
【エスポット富士宮店】
・住所:〒418-0072 静岡県富士宮市矢立町927
・TEL :0544-25-8000
・営業時間:9:30〜21:00
・定休日:なし
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チェックインは朝8時から
田貫湖キャンプ場のチェックインは朝8時からとかなり早くからOK。
買い出しだなんだとやって、出発してから約3時間。
ようやく田貫湖の文字が!
湖の手前で分かれ道になっていて、キャンプ場があるのは左側の道。
最初は間違えて右の道に行っちゃったんだけど・・・
Oh!富士山!!
あいにくの天気で帽子かぶってるけど、やっぱりこの壮大なスケール感が良いよね♪
と、そんなこと言ってる場合じゃなくてキャンプ場に行かねば!
再び車を走らせること5分・・・
ついに来たぞぉ~!田貫湖!!
駐車場のすぐそばに管理事務所があるので、早速チェックイン。
薪や炭、調味料、ホワイトガソリンまで売っている売店
中に入ってみるとすぐに山積みの薪を発見!
もちろん販売しているもので1束600円だそうです。
他にもバーベキュー用の炭にしょう油、カレーのもとなどの調味料はもちろん、カセットガスにコールマンのホワイトガソリンまで売ってる!
管理事務所は春~秋は17時まで、冬場は16時まで営業しているので何か不足しているものがあればそれまでに買いにくるといいですよ。
管理事務所の外には自販機もあり
管理事務所の外にはいろんな飲み物を揃えた自販機がズラリ。
値段は普通よりもちょこっと高いけど、わざわざコンビニに行くために車を出さずに住むのを考えれば許容範囲ってところですかね。
田貫湖キャンプ場の利用料金
これが田貫湖キャンプ場の利用料金一覧。
今回は6人でテントとタープを1つずつ。
あとは次の日もゆっくりしたいということでチェックアウト時間を15時までに延長。
なので金額としては、
・利用料金:200円×6人=1,200円
・テント一張:2,500円
・タープ一張:1,000円
・延長料金:300円×6人=1,800円
合計:6,500円
1人あたり1,000円ちょっとなのでかなりリーズナブル♪
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田貫湖キャンプ場を利用する上での注意点
当たり前だけどキャンプ場には利用する上でいくつか守るべきルールもあります。
大体はどこのキャンプ場でも当たり前のことばかりなので特段珍しいものはないですね。
注意すべきは直火NGなのとゴミの処理。
ゴミの分別は大きく分けると生ゴミ、燃えるゴミ、ビン・カン・ペットボトルの3つ。
特に燃えるゴミは透明袋に入れないといけないので、事前に買っておくのを忘れないようにしましょう!
田貫湖は釣りでも人気のスポット
さっき紹介した料金表にもあったように、田貫湖では釣りをすることもできます。
実際、行った時も水辺を見回して見ると釣りをしている人がたくさん。
ちょっと見づらいけど手前のテントの向こう側に桟橋があって、その上にチビテントをたてて釣りをしている人が。
1日券だけでなく、1年間の釣り券もあるくらいだから田貫湖は釣り人にもあなり人気なスポットなんでしょうね。
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いざ、テントサイトへ!
なんだかんだチェックインも済んだことだしテントサイトへ移動開始!
管理事務所の外には、荷物移動のためのリヤカーがたくさん置いてあるのでありがたく拝借。
泊まる人数が増えると何かと荷物も増えるので、これはありがたい。
今回使うのはAサイト。
時間が昼前ということもあって、すでにテントを張っている人がたくさん。
こっちもさっさとテント設営。
大人数だからこそ使える大型のワンポールテント、雰囲気抜群♪
ようやく落ち着いて周りを眺めると目の前に富士山がっ!
帽子かぶってる・・・。
まぁ天気がイマイチだから仕方ない。
テント張る時に雨降ってなかっただけ良かった。
しっかりしたトイレと炊事場を完備
田貫湖は国営公園にもなっているだけあってキャンプ場の設備もかなり充実してます。
これがキャンプ場内の案内図。
トイレは管理事務所と駐車場近く、A・B各テントサイトそばに一つずつ、合計4つ。
結構大きくて手入れも行き届いているので気兼ねなく使えるのが地味に嬉しいポイント。
そして炊事場。
中に入って見ると目の前にあるのは炭火が使えるかまどが8個。
焚き火台があればあまり使わないけど、やっぱりあるとなんかあった時に安心ですね。
そばには炭や灰を捨てる専用のドラム缶もあるので火や灰の処理もラク。
富士山周辺(に限った話でもないけど)のキャンプ場は冬場になると水道管が凍結するから使えないってところも多いけど、ここは冬場でもちゃんと水が使えます。
水温が5℃を下回ると凍結防止のために自動的に水が流れるようになっているので、キンキン冷えた真冬でも水の心配は大丈夫そう。
水道の近くには食器用洗剤やたわしなんかも置いてあるので洗い物にも困らないですね。
田貫湖はスマホの電波もバッチリ
キャンプ場に行く時にいつも地味に気になるのがスマホの電波が入るかどうか。
もしものことを考えても一応スマホは使えたほうがいいしね。
田貫湖周辺は商業施設も多かったりするので電波状況は良好。
ソフトバンクだけでなくドコモ、auもしっかり入ってきてました。
ようやく落ち着けたので昼食タイム。
まずは焚き火の火を起こして・・・
ハンバーグを焼く。
それにゆるキャンでやってたホットサンドメーカーでプレスした肉まん♪
これがまた美味いんだぁ~。
なかなか富士山は姿を見せてくれないけど、12月なのにこの日はそれほど寒くなくて過ごしやすい。
雨で極寒だったら悲惨だったもんなぁ。
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お風呂はシャワーのみ。湯船に浸かるなら温泉へ
田貫湖は炊事場の横にシャワールームがあります。
ちなみに中はこんな感じ。
夏場ならサッとシャワーで済ませるくらいでいいからこれで十分ですね。
さすがに冬は寒いのでキツいかな。
湯船にゆっくり浸かるなら近くにいくつか温泉があるのでそっちに行くのがオススメ。
今回はお風呂は翌日に行くことにしたのでその様子は後ほど。
夜は月明かりのもとで肉を焼く
やっぱり冬は日が落ちるのが早いから16時を過ぎたあたりからだんだんと周りが暗くなってくる。
ランタンの明かりを灯すと一気にキャンプ感が出てくるわぁ。
分厚いステーキ肉♪
スキレットで豪快に焼いていく。
ジュワーっという音と漂ってくる香ばしい香りが、もう最高。
気づくとあたりはあっという間に真っ暗に。
雲がかかってたけど月明かりに照らされて周りは程よい明るさがある。
クリスマスの連休ということもあって他のテントではちょっとしたイルミネーションで飾りつけしているところもありました♪
そして、キャンプ飯を楽しんでたらサンタ来た(笑)
田貫湖のキャンパーにお菓子を配って歩いてる酔いどれサンタ。
ワインあげたら喜んで飲んでいきましたw
田貫湖の夜は静かに更けていく。
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チェックアウト時間延長で朝からまったり
前日に来た時から
「次の日はのんびりしたいよね」
という話になっていたのでチェックアウト時間を延長することで満場一致。
普通は12時のところを午後3時まで延びたので朝からかなりのんびりできる。
と言いながら早くに目が覚めてちゃって起きたのは朝5時半。
あいにく富士山は帽子かぶったまま。
でもこのしっとりとした空気がキャンプの朝の醍醐味。
朝ごはんは定番のコッヘルひとつでできる簡単スープパスタと
オムレツ作って、
半熟卵のホットサンド!
黄味がトロットロでまじウマー♪
あとはコーヒー飲みながらダラダラ話したりしてまったり。
13時くらいからぼちぼちテントの撤収開始。
連休の中日ということもあってこの日から泊りにくる人もたくさんいました。
今度は晴れた日に来たいな~。
日を改めてリベンジだなっ!
温泉は近くにある「あさぎり温泉 風の湯」へ
今回のキャンプはあったかい温泉に浸かって締める!
この辺りは温泉がいくつかあるんですが、たぶん一番近いのがこれから行く『あさぎり温泉 風の湯』です。
田貫湖からは車で10分ほどの場所にあるので、駐車場にはキャンパーらしき車がいっぱい。
温泉は内湯と露天、それにサウナがあるシンプルなお風呂。
お湯はぬるめでのんびり浸かるにはちょうどいい感じ。
【あさぎり温泉 風の湯】
・住所:〒418-0103 静岡県富士宮市上井出3470-1
・TEL:0544-54-2331
・営業時間:10時~22時
・定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日休業)
いつもキャンプに来るとホントに楽しくてあっという間に時間が過ぎていっちゃう。
次はその姿、しっかり拝んでやるぞ富士山!
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まとめ
雨に降られはしたものの、めっちゃ楽しかった田貫湖キャンプ!
テントサイトのあるキャンプ場としては比較的設備が整っているので、初心者キャンパーからベテランキャンパーまでおすすめのキャンプ場です。
キャンプサイトが広く予約をしておけば休みの日でも十分利用できるので、行ったことのない人は是非一度キャンプしに行ってみては?
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