ワイモバイルのiPhoneがいつまでも圏外のままな原因と直し方まとめ

1年ほど前に携帯料金を安くしたいと思い、SIMロックを解除してワイモバイルに切り替えました。

ソフトバンク回線を使っていることもあって都心部にいる分には特に不自由なく使えているんですが・・・

それでもたまーに起きるのが突然電波が繋がらなくなるいわゆる“圏外病”というやつ。

「しばらく放っておけば直るでしょ」と思いきや、いつまで経っても圏外のまま、なーんてことも珍しくありません。

今回こうして記事を書いているのも、ちょうど圏外病が発生してiPhoneが全く役に立たなくなってしまったので、自分の備忘録的な意味も含めて紹介しておこう!と思いたったからです。

同じようにワイモバイルのiPhoneが圏外になったままで困っている方はぜひ参考にしてみてください。

<原因その①「APNプロファイルがインストールされていない」>

ワイモバイルに切り替えてから半年ほど経った頃、今度はiPhoneの機種変更をした直後に起こったのがコレでした。

新しいiPhoneにSIMカードを差し替えてみると、その直後はフツーに電波MAXだったのに5分もしないうちに圏外になりウンともスンとも言わない状態になったんです。

仕方ないのでwi-fiにつながる状態にしてワイモバイルの公式サイトを調べてみると、新調したiPhoneを使うときは一番はじめに「APNプロファイル」をインストールする必要があることがわかりました。

ちなみに“APN”とは“Access Point Name”の略で、簡単にいうと電波を繋げる基地局の情報が記録されたファイルという感じですね。

コレが入っていないとそもそも基地局の電波を拾うことができません。

<>直し方

対処方はいたってカンタン。

必要となる「APNプロファイル」をiPhoneにインストールしてあげるだけ。

まずはワイモバイルの公式サイト内にあるAPNプロファイルの設定に関するページにアクセス。

開いたページの真ん中あたりにある「APN設定をする」をタップ。

すると設定の手順が長々と書かれたページが開きます。

気になる人は全部読んでも良いし、面倒なら無視しても特に問題なし。

いずれにしろ「1 APN設定をする」をタップすると・・・

APNプロファイルのダウンロードページのボタンが出てくるのでタップ。

その先のページで「APN設定用の構成プロファイル」という赤いボタンがあるのでさらにタップ。

タップするとすぐにダウンロードの許可が求められるので「許可」を選択。

そうすると自動的にiPhoneの設定画面が開くので、右上のインストールをタップします。

今度は警告的なページが開きますがここはスルー。

同じく右上の「インストール」をタップしましょう。

これでようやくAPNプロファイルのインストールは完了!

問題なければ電波が入ってくるようになるはずですよ。

<原因その②「ソフトウェアの一時的な不具合」>

普段使っていて一番起きるのがコレ。

スマホのOSが一時的にフリースしたような状態になって、電波のいい場所にいるはずなのにいつまで経っても圏外のままになる場合があります。

<>直し方

この場合は一度スマホの電源を落として再起動するとほぼ直ります。

電源ボタンを長押ししてオフにするか、比較的新しい機種なら設定画面を開いて

「一般」を選択。

スクロールすると一番下に「システム終了」があるのでそれを押すと電源が切れます。

<原因その③「機内モードになっている」>

当たり前ですが、機内モードになっていると全ての通信機能がオフになるので“圏外状態”になります。

ただ、機内モードの場合は表示が「圏外」ではなく、「飛行機マーク」が出るので原因としては考えにくいですが、一応チェックしてみましょう。

<>直し方

iPhoneの右上から指を下に動かすと通信の設定画面が出るので左上にある「飛行機マーク」をタップ。

飛行機マークが消えて電波が入ってくるようになればOK。

<原因その④「モバイルデータ通信がオフになっている」>

ごく稀に気づかないうちにiPhoneのモバイルデータ通信の設定がオフになってしまい、圏外になっていることがあります。

設定画面を操作しているうちに間違って触ってしまったり、アップデートの後などにちょっとした拍子にオフになったりすることがあるみたいです。

ワイモバイルを契約してすぐというわけでもないのに圏外になったときは、まずモバイルデータ通信の設定を確認してみましょう。

<>直し方

まずはホーム画面にある「設定」をタップ。

続いて上から4番目にある「モバイル通信」というタブを選択します。

すると一番上に「モバイルデータ通信」という項目があるので、右横にあるボタンをタップすれば

回線通信が繋がるようになります。

<原因その⑤「SIMカードの接触不良」>

コレも気温や湿度などの状態、あるいはスマホ本体にちょっとした衝撃が加わった時などに起こったりします。

先に紹介したモバイルデータ通信はオンになっているのにまだ圏外だったらSIMカードの接触不良を疑ってみましょう。

<>直し方

直し方、というほどのことでもないですが、SIMカードを一旦抜いてまた挿すだけです。

iPhoneを買った時の付属品にSIMカードトレイを外すピンがあるので、それを使います。

※もしなくしてしまたらクリップなどの針金でも代用可能。

iPhone本体の横に小さな穴があるのでここにピンを入れてグイっと押すと

こんな具合にSIMカードが出てきます。

あとはもう一度差し込むだけ。

ただ、SIMカードの端子部分に大きな傷がついていたり、差し込むときにトレイがゆるい場合は部品の交換が必要なこともあるので、アップルストアやワイモバイルのショップに行って相談しましょう。

<原因その⑦「iPhone本体の不具合・故障」>

ここまでやっても直らない場合は、スマホ本体が故障している可能性が大。

そうなると自分ではどうしようもないので、アップルストアに直行!

<>直し方

そのまま放っておくとデータ通信だけでなく本体データが破損して最悪全部消える、なんてこともあり得るので、素直にアップルストアに持って行って修理しましょう。

<原因その⑧「ソフトバンクで通信障害が発生している」>

iPhoneも壊れてないし、できることは全部試したのにまだ圏外のまま!なんてときは回線元のソフトバンクで通信障害が起きているかもしれません。

実は今回発生した圏外病の原因がまさにコレ。

しかもソフトバンクで史上最大規模だったらしく後日、総務省から「重大事故」として行政指導が入ったほど。

なんとこの事故が原因で発生後5日間で約1万件もの解約があったらしい!

>>

まぁ、ソフトバンクは以前から他社と比べて通信障害が多いと言われていたので今回のことが最後のダメ押しになったという感じでしょうか。

今後、通信設備が強化されることを期待するほかないですね。

<>直し方

もうどうしようもありません!w

じっと通信が回復するのを待ちましょう。

<まとめ>

さて、あなたのiPhoneの“圏外病”は直りましたか?

今回紹介したことを試せばほぼ確実に電波は復旧する(はず)なので、諦めずに試してみてくださいね。

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