
今年2018年、新型が登場したスズキジムニーに試乗してきました!
ちょうど20年ぶりのフルモデルチェンジということで、数年前から徐々に話題になっていたので待ち望んでいた人もかなり多いのでは??
そんな新型ジムニーの内装から外装、乗り心地に見積り価格までたっぷりと紹介します♪
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まずは新型ジムニーの外観&内装をチェック
外観
ジムニーといえばこの角ばったボディ!!
今回のフルモデルチェンジでは今までのジムニーのイメージは残しつつ、ちゃーんと新型としての新鮮さがある絶妙なデザイン

むしろ前型よりも無骨さが増して本格オフロードカーとしての雰囲気たっぷり

上級グレードのXCなのでフロントライトウォッシャー機能付き

真横から見るとベンツのゲレンデ(Gクラス)そっくり

ルーフの縁には雨水が垂れてこないよう雨どいがつけてあります。
こういう細かい配慮は結構大事!

後ろから見てもやっぱりGクラスみたい

日本車でここまでゴリゴリのオフロード職を打ち出してるのはジムニーくらいじゃないかな?


お馴染みのジムニーエンブレム

最低地上高は205mmあるのでちょっとやそっとの悪路なら全く問題なし♪

XCは16インチアルミホイールが標準装備

なかなかカッコよい!!
でも、個人的にはスチールホイールも無骨で捨てがたい・・・

タイヤはブリヂストンのSUV用ブランド「デューラー」
タイヤサイズは175/80R16

XCはミラーキャップにLEDウインカーと

ミラーは雪やくもりを防止するヒート機能を装備

エンジンは2010年に新しく開発されたRA06A型直列3気筒ターボ

燃費はMTで16.2km/L、ATで13.2km/L
カタログ値ではあるものの、オフロードカーとしてはそこそこ優秀!

内装
続いて内装もチェック
外装と同じく全体的にシンプルで直線的なデザイン

かといって安っぽいかといえばそうでもない
派手さはないものの程よい上質さはある!
この前見た新型CR-Vよりもいいかもしれないw

マニュアルのシフトレバーとその手前にある小さなのは2駆と4駆の切り替えレバー

シフトレバーの操作感は1、3、5速は「スコッ」とした感じ
対して2、4速は「カチっ」と入るような感触でした。
ちょっと1、3、5速は慣れないと「ちゃんと入ったのかな?」ってなるかも^^;

センターコンソールのスイッチ類はボタンが大きくて操作性も○
寒い時期に手袋をしたままでも操作しやすそう!

ちょっと気になったのはアクセルなどのペダル周り

4駆なのでボディの真ん中をドライブシャフトが通ってます。
おかげで左足の方のスペースが狭く、フットレストもありません。
まぁ、この辺りは軽なので仕方ないかな

助手席側も余計なものは一切ないシンプルを追求したデザイン!
ダッシュボードの真ん中にあるハンドルは乗り降りや悪路で揺れるときなんかに便利です。

ミラーはほぼ正方形
視界が広くかなり見やすいですね。

助手席側にはサイドアンダーミラーもついているので死角となる車体左側のタイヤ周りもきっちり見えます!

ルームミラーの前にはセーフティサポートカメラも搭載
もちろんついてないグレードやもありますが、ディーラーの人によると購入する人の8割くらいがつけるそうです。
なんだかんだでないよりはあったほうが安心というのはありますからね。

リアシートへの乗り込みスペースはそこそこある

だけど後部座席のスペースはちょっと窮屈・・・
前の座席の位置を調整すれば大人でもギリギリ座れるかな~?

後部座席を倒すとフルフラットのトランクスペースに変わります。

軽自動車ながら352Lのトランク容量はさすがジムニー
キャンプ道具も2人分なら余裕ですね!

いざ新型ジムニーに試乗!
試乗車のボディカラーは「ジャングルグリーン」という色
ハンターや森林警備隊が森の中で目立たない服装や道具を使っていることから発想を得た新色なんだとか!

最近の車はメーター周りにナビやエアコンの情報が表示されたりして結構ごちゃごちゃしてたりしますが、ジムニーはここもシンプル!
左にタコメーター、右にスピードメーター、真ん中は走行距離+αの情報だけなのでパッと余計なものがなくて運転に集中できます。

そして運転してみると、オフロード感丸出しの見た目とは裏腹にかなり運転しやすい!
街中を運転している分には普通の軽自動車を運転してるのとなんら変わりがないですね。
ターボエンジンのおかげで走り出しもスムーズだし、店員さんと2人で乗っていても特にパワー不足と感じるようなところもなかったです。
ボディが角ばっているおかげで視界もかなり良くボンネットの両角がしっかりと見えるので、狭い道路なんかでも安心して走れそうですね♪

さっき書いた通り、左足のあたりはちょっと狭いですが、それ以外のところでは特に窮屈さもなく、車内空間はけっこう快適

軽自動車ながら室内空間もしっかり確保されていて、運転しやすい
純粋にいい車ですね^^
新型ジムニーの見積り価格は?
新型ジムニーはベーシックな『XG』
XGに電動ミラーやフルオートエアコン、キーレスエントリーなどの快適装備をつけた『XL』
さらにLEDヘッドライトやアルミホイールをつけた上級級の『XC』の3つのグレードがあります。
ベース価格はそれぞれ
5MT | 4AT | |
XC | 1,744,200円 | 1,841,400円 |
XL | 1,582,200円 | 1,679,400円 |
XG | 1,458,000円 | 1,555,200円 |
となっています。
ちなみに展示車はXCなので1,744,200円

ここにオプション装備やら税金やらがプラスされるわけですが、せっかくなので参考に見積もりを作ってもらいました。
見積もり作成にあたっては
・グレードはXC
・ボディカラーはシルバー
・オプション装備は一番人気の組み合わせ
でお願いしました。
で、その結果がこちら

税金などの諸費用は全部で約24万円
オプションはバイザーやフロアマット諸々で約40万円
もちろんオプションは好みで有り無しを決められるので、ノーマルの状態だと乗り出し価格は170万円~200万円の間くらい
オプションありなら200万円~230万円くらいですね。
新型ジムニーの納期
ジムニーは往年のファンが多い車の一つで、予約開始の段階からかなり人気になっているみたいです。
実際、2018年7月の時点で納期は約1年かかるそうです!!
とはいえあくまで現時点での話なので、これから注文が増えてくるとさらに長くなることもあり得ます。
ちなみにマニュアル車とオートマ車の注文の割合はちょうど半々くらいだそうで、どっちを選んだから早くなるということはないようです。
店員さんも「しばらくはこの状態が続くので、購入するなら早めにご注文いただいたほうがいいですよ」と言ってました。
もちろん営業トークとしていっているという一面もあるはずですが、ジムニーは“普段使いの車”というよりも“趣味の車”という性質が強いので生産台数もそれほど多くはありません。
なので、前向きに購入を考えている人は早めに注文だけでも入れておくのが良いのは事実ですね。
新型ジムニーの評価
・カッコよさ (4/5)
・快適性 (3/5)
・実用性 (3/5)
・価格 (3/5)
・運転しやすさ (4/5)
・総合評価 80点
新型ジムニーはカッコよさで言ったら歴代の中でもかなり上位に来ると言ってもいいくらい!
それくらい個人的には気に入りました!!
正直、前型はなんとなく丸っこくて街乗りの車という感じがあったんですが、新型はガラッと変わって、全面にオフロードカーのテイストを打ち出しています。
ハイテク装備は増えていながらも、ミスマッチなラグジュアリー感が無いのは見事!
乗ってみると思った以上に快適だし、街中での運転ならなれない人や女性でもかなり運転しやすいと思います。
ただ、車の性質上、車高が高いので小柄な人だと乗り降りはちょっとしづらいかも・・・
燃費ももっといい車はいくらでもあるので、そこを重視するのであればちょっと厳しいですね。
でも、ジムニーはそう言った実用性を重視するのではなく、本格的なアウトドアシーンやオフロードでの運転を楽しめる車です。
そもそも実用性を求めるなら最初っからジムニーは候補には入ってこないと思います^^;
ブレーキアシストなどの安全装備も増えたおかげで値段は少し高めになってしまいましたが、それでもオフロードを走れる本格軽SUVと考えたら値段的にも決して高くは無いと思います。
(もちろん安くも無いですが・・・)
なんだかんだで個人的に好きな車種ということもあるので総合評価は80点!
さいごに
新型ジムニーの試乗レポート、いかがでしたか?
運転してみて感じた内容はあくまで僕個人の意見で、個人的な好みがかなり入ってますw
もちろん人によって良し悪しの感じ方は違ってくると思うので、気になる人はぜひご自身でも試乗してみてください!