この前タイヤ交換をした時、オートバックスの店員さんに
「空気圧はどうします?適正値か高め、どっちにしましょう?」
と聞かれたので、とりあえず適正で頼んでおきました。
でも、教習所に通っている時にはタイヤの空気圧はちょっと高めがいい!なんて教わったのを思い出して・・・結局のところ何が本当なんだかわからない!!
別に適正値だから問題はないはずなんだけど、一度気にしだすとなんとなくずっと気になる・・・
ネットで調べても適正でいい、高めがいい、と意見がバラバラなのでタイヤメーカーの人に聞けば間違いないでしょ!
ということでブリヂストンの社員さんにタイヤの空気圧のあれこれを聞いてみました(^O^)/
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タイヤの空気圧が低下するとどうなる?
今、自分の車で使っているタイヤがブリヂストンなので、今回はブリヂストンの社員さんに聞いてみることにしました!
とは言っても知り合いでブリヂストンに勤めてる人がいるわけでもなく、特にツテがあるわけでもないのでフツーにコールセンターに電話して聞くことに笑
最初にブリヂストンのタイヤを使っている旨を伝えたら、案の定「ありがとうございますぅ!」といい感じで応対してくれそうだったので、まずは空気圧が低すぎるとどうなるか聞いてみました。
なんとなく「燃費が悪くなる」「タイヤの寿命が縮まる」というイメージがありましたが・・・
その通りでした!w
タイヤの空気圧が低くなるとタイヤがペチャっとなって地面と接する面積が増えますよね。
そうなると走るときの抵抗が大きくなるので燃費が悪くなります。
試しに自転車でタイヤの空気が減った状態で乗ってみると、こぐのにすごく体力を使います^^;
車のタイヤもまさにこれと同じ状態というわけですね。
また、タイヤの接地面積が大きくなるとタイヤが削れる面積も量も増えるので寿命も縮めてしまいます。
ちなみに↓はJAFで実験した時の映像
実験では210kmとかなり早い速度でテストしていますが、使っているタイヤはあくまで新品
使い込んだ古いタイヤなら耐久性もかなり下がっているので、これよりも低い速度でもバーストすることだってありえます!
空気圧が適正か高めがいいかはこの後紹介しますが、少なくとも空気圧が低いのはNGなのがわかりますね。
タイヤの空気圧は適正値で問題ない!
で、本題の「タイヤの空気圧は適正がいい?それとも高め?」ということですが・・・
ブリヂストンの社員さんによると
「適正値であれば全く問題ないです!」
とのこと
じゃあ教習所の教官が言っていた「空気圧は高めに」というのはウソだったのか?というとそういうわけでもないらしいです。
自転車もずっと乗っているとだんだんタイヤの空気が抜けてきてタイヤがペニャペニャになるように、車のタイヤも空気がだんだんと抜けていきます。
僕が出会った教官は50代くらいのおっちゃんで、その人が免許を取ったのは約30年前
その当時のタイヤは今のものほど精度が高いものではなく、空気が抜けてく量が比較的多かったんだとか
なので、あらかじめ多めに入れておくことで空気が抜けたとしても適正値で留まるようになります。
このことから「空気圧は高め」というのが広まったらしいです!
ちなみにブリヂストンの社員さんはもっと詳しく教えてくれましたが長くなるので要点だけにさせてもらいましたm(_ _)m
今のタイヤはその当時と比べて品質が格段に上がっているので空気が抜ける量もごくわずかに抑えられています。
何年も放って置いたりしなければ、適正値でも特に問題ないそうです!
とはいえ全く抜けないわけではなく、当然時間が経てば少しずつ空気圧も下がってしまいます。
また、タイヤの耐久性能からいえば少し多めに入れても十分に耐えられるだけの能力があるので、結局のところは高めに入れておくのが安心だし、メンテナンスの頻度も下げられるので楽です!
ちなみに高めにするときは適正値の+10~20%くらいが目安
結論
『タイヤの空気圧はちょっと高めに入れる』
のがベスト!
タイヤ空気圧のセルフチェック&入れ方
ディーラーなどで定期点検して入ればその時に空気圧も調整してくれるので、そこまで気にする必要もありません。
でも、車に乗る頻度が多かったりすると空気が抜けるスピードも早くなるので、自分でチェックしておくのもオススメ!
タイヤの空気圧はオートバックスやガソリンスタンドで簡単にチェック・調整ができますよ^^
オートバックスなら駐車場の隅に空気入れがあります。

ガソリンスタンドなら給油機のそばに置いてあります。

空気を入れる前に車の適正空気圧を把握しておきましょう。
たいていの場合、運転席のドアなどにステッカーが貼ってあります。

適正空気圧がわかったところで
まずはタイヤのキャップを外してチューブを繋げます。
※キャップはそこらへんに置いておくとなくしやすいので注意!

するとタイアの空気圧がゲージに表示されます。
これは後輪で180kPaなので適正値通りでした。

今回はアドバイスを参考に+15%高めに入れてみます。
空気入れは水鉄砲みたいな形で引き金を引くと空気が入り、後ろにあるボタンを押すと逆に空気が抜けるのでいれすぎたらこれで調整しましょう。


適正値180kPa +15%なので207kPa

あとはキャップを閉めて、空気入れをもとに戻して終了!

さいごに
タイヤの空気はなかなか自分ではチェックする機会がないですが・・・
定期的にチェックしておけばタイヤの異常も早めに気づくことができます!
簡単に調整できるので、ぜひ給油ついでに一度チェックしてみてくださいね♪
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