マニュアル車は加速するときはもちろん、減速するときもギアチェンジが必要ですね。
クラッチを踏んでギアを変えて半クラッチにしてと・・・
教習所で教わった通りにやっているのに、ガクガクと振動してスムーズにギアチェンジができない!という人も多いんじゃないでしょうか??
そんなとき、だほとんどの人がクラッチにばかり気を取られていますが、スムーズなギアチェンジに大事なのは実はアクセルの操作
今回はそんなギアチェンジをうまくするためのコツを紹介したいと思います^^
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ギアチェンジで半クラッチをする理由
教習所では発進の時だけでなく、ギアチェンジの時も半クラッチをするように教わるはずです。
教官によっては半クラッチせずにギアチェンジするとどうなるかを体験させてくれることもありますw
半クラッチをしないとガタガタと振動が起きたり、場合によっては急加速することもあるので不快なばかりか事故につながることもあります!
ギアチェンジの時に半クラッチをするのはこうしたことを起こさないようにするためです。
クラッチの仕組みを知るとなぜ半クラッチが必要なのかが良くわかります。
長くなるのでここでは省きますが、クラッチの構造についても解説しているので合わせてチェックしてみてください^^
加速するときのギアチェンジ
『加速するときのギアチェンジ NG例』
・半クラッチが短い
・アクセルの踏むタイミングが遅い(もしくは踏んでいない)
加速していくときは1速から順にギアを上げていきますが、うまくいかない人は↑のような状態になっていることが多いです。
ギアチェンジする時に半クラッチにしている時間が短すぎて、エンジンとギアの回転がぴったりと合う前にクラッチを繋いでしまうと独特の“ガックンガックン”揺れが起きます。
また、半クラッチができていてもアクセルを踏んでいないと、車のスピードが落ちてしまい変速するのに時間がかかってしまい周りの車に迷惑をかけてしまいます。
『スムーズなギアチェンジ(加速)をする手順とコツ』
①クラッチを踏んでギアを変える
☆
②半クラッチにすると同時にアクセルを軽く踏む
アクセルを同時に踏むことで半クラッチにした時にエンジンの回転数が落ちるのを防ぐことができ、半クラッチの時間が短くなりスムーズに繋がりやすくなります。
☆
③エンジンの回転数が上がり始めたらクラッチを完全に繋ぐ
☆
クラッチを完全につなげるタイミングの目安になるのはエンジンの回転数です!
半クラッチになると一瞬だけエンジンの回転数が落ちますよね。
これがクラッチが繋がり始めた証拠
ここで左足を動かさずに我慢してください!
しばらくするとエンジンの回転数が上がり始めるはずです。
そうなればエンジンとギアがしっかり繋がっているので、クラッチから完全に足を離しても変な振動や衝撃が起きないですよ♪
減速するときのギアチェンジ
案外と難しいのがギアを下げていく時
エンジンの回転数を合わせるために半クラッチにしても上がった回転数はなかなか下がらず、あげる時以上に半クラッチの時間が長く必要になってしまい、迂闊に繋いでしまうとタイヤがロックしてしまうこともあります。(これをシフトロックと言います)
『減速するときのギアチェンジ NG例』
・回転数が合っていないのにクラッチを繋ぐ
『スムーズなギアチェンジ(減速)をする手順とコツ』
①ブレーキを踏んで減速しながら、ある程度エンジンの回転数も落とす
②クラッチを踏んでギアを下げる
③半クラッチにすると同時に、一瞬アクセルを踏む
ギアを下げる時にうまく繋がらないのは、同じ速度でもギアが低いほどエンジンの回転数が高くなるからです。
ギアチェンジするときはエンジンとギアとの回転数を合わせてから出ないとスムーズに繋がりません。
そこで行うのが“ブリッピング”というテクニック
ギアを下げてクラッチを繋ぐ瞬間に少しアクセルを踏み込みます。
そうするとエンジンの回転数が一瞬上がるので、ギアを下げる時にショックなくつなげることができます。
ただ、走っているときの速度や車によってマッチする回転数は変わってくるので、何度か試したり練習するとコツがつかめてきます!
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さいごに
今回はギアチェンジのコツを紹介しました!
文章だとイマイチわかりづらかったかもしれませんが^^;
ギアチェンジで大事なのは“エンジンの回転数を合わせること”
初めのうちはなかなか感覚がつかめないかもしれませんが、何度かやっているうちにすぐに体に染み付いてくるはずです!
ぜひ諦めずにコツコツ練習してみてくださいね!
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