坂道発進のコツは?マニュアル車でも下がらずに素早く発進できる裏技とは

マニュアル車はオートマ車と違ってクラッチ操作があるので、どうしても難しく感じることも多いですよね。

中でも難易度が高いものといえばやっぱり坂道発進!

普通に平らなところでもエンストするのに、坂道となるとアクセルと半クラッチの操作がより複雑に

苦手意識を持つ人が特に多いだあろう坂道発進ですが、しっかりとコツをしておけば圧倒的に楽にできるようになりますよ~^^

ということで今回は坂道発進のコツハンドブレーキを使わない裏技を紹介していきます!

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教習所での坂道発進の手順とコツ

教習所では坂道発進をするときには、決められた手順通りに操作する必要があります。

でないと教習中に注意されたり、仮免や卒検の時に落とされる原因になることもあるのでしっかり覚えておきましょう!

①上り坂の途中で停止し、サイドブレーキをかける

 

②ギアを1速(ローギア)へ入れる

 

③ブレーキから足をゆっくりと離す

この時、急に離してしまうとサイドブレーキの効きが甘かった時に後ろに下がってしまいます。

大丈夫かを確かめながらゆっくりと足を離しましょう!

 

④アクセルを踏んで、エンジンの回転数を上げる

アクセルの踏む量は坂の勾配によって違います。

当然ですが、坂が緩やかであれば踏む量は少しでいいですし、急なより大きく踏む必要があります。

 

あと、教習中で後部座席に同乗者がいるときも気をつけてください!

車が重くなればなるほどアクセルを踏む量を増やさないと簡単にエンストしてしまうので。

アクセル操作はエンジンの回転数を目安にしましょう!

 

教習所内では

教官と2人だけならば2000~2500rpm/m

他の教習生も乗っているなら3000rmp/m

くらいを目安にするといいでしょう^^

 

⑤半クラッチにする

回転数が上がったら右足をその状態で維持したまま、クラッチをゆっくりと上げていきます。

半クラッチになるとエンジンの回転数が下がり、車がガタガタと揺れだすのでその時点で左足を止めましょう。

(もちろんそれ以上あげるとエンストします!)

 

⑥サイドブレーキを解除

半クラッチにできたらサイドブレーキを解除します。

この時、アクセルの量が足りないとエンストするので、④で上げた回転数から下げないように気をつけてください。

 

⑦アクセルを少し踏み足して、クラッチを完全に繋ぐ

車が前に動き出したらアクセルを少しだけ踏み足します。(左足はそのまま)

車のスピードが上がってきたら、ようやくクラッチペダルを徐々に上げて完全に繋ぎます。

 

クラッチペダルから足を離すタイミングとしては「エンジンの回転数が上がり始めたら」です!

 

半クラッチにした瞬間はエンジンのパワーが車の重さを受けて下がります。

そのあとちょっとアクセルを踏み足して右足をそのままにしておくと、エンジンの回転数が自然と上がり始めます。

これは

車の重さ < エンジンのパワー

となった目印なのでクラッチを完全に繋いでも大丈夫です!

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マニュアル車でサイドブレーキを使わずスムーズに坂道発進する裏技

ここまでは教習所で教わるオーソドックスな方法を見ていきました。

もちろん↑のやり方でも全く問題ないんですが、実際の路上だと手順が多くて時間がかかるのがネック

そこでいつも僕が坂道発進する時にやっているのがハンドブレーキを使わずに発進する方法です!

 

①坂道で止まり、1速に入れておく

ここまでは教習所のやり方と同じです。

 

②ブレーキペダルを踏んだまま半クラッチにする

普通はここでサイドブレーキを掛けますが、いきなり半クラッチにします。

 

この時のコツは信号が青に変わるもしくは前2~3台先の車が動き出しそうになったら半クラッチにすること。

これより遅いと結局発進が遅くなってしまい意味がなくなります。

 

逆に早くに半クラッチにしているとガタガタ揺れて不快なのと、クラッチディスクの磨耗を必要以上にはやめてしまうのでタイミングが肝心!

 

③ブレーキペダルから足を離し、アクセルを踏む

半クラッチの状態で左足を固定したまま、前の車が動き出したらゆっくりとブレーキペダルから足を離します。

しっかり半クラッチになっていれば、ハンドブレーキを掛けていなくても後ろに下がらないはずです!

 

そうしたらすかさずアクセルペダルに足を移し、前の車の進み具合に合わせてアクセルの踏む量を調整します。

 

④クラッチを完全に繋ぐ

エンジンの回転数が安定したらクラッチを完全に繋ぎましょう!

この方法であればハンドブレーキを使わなくても、後ろに下がることなくスムーズに発進することができます。

ただ、このやり方には少なからずデメリットもあります。

[メリット]

・素早く発進できる

[デメリット]

・坂が急な時や同乗者が多い時にはエンストしやすい

 

この裏技ではハンドブレーキを使わない代わりに、発進するまではアクセル操作をすることができないです。

なので、同乗者が多く車が重くなっている時はエンストする確率が高くなります。

同じように一人で乗っていたとしても急な坂だとより大きな力が必要になるので、エンストしやすいです。

ブレーキから足を離したあと素早くアクセルを踏めれば問題ないですが、運転経験が浅く慣れてないうちにやると失敗するかもしれないです^^;

 

さいごに

いかがでしたか?

マニュアル車(と一応オートマ車)の坂道発進のやり方とサイドブレーキを使わない裏技を紹介しました^^

裏技の方はちょっとトリッキーな方法ですが、一度慣れてしまえばこっちの方が結構楽だったりするのでオススメ!

初めてトライするときは安全なところでやってみてくださいね♪

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