ガタガタガタッ、ドンっ!!!
マニュアル車の運転で一番厄介なのがエンストですね^^;
マニュアル免許を取るなら誰しもが通る道ですが、クラッチをつなぐ時のドキドキはオートマ限定の人には絶対にわからないでしょう笑
教習所で発進のやり方は教えてもらっても、いざ時ハンドルを握ると焦ってエンストしちゃいますよね・・・
僕は免許を取ってから7年間ずっとマニュアル車に乗っているのでもうエンストはしなくなりましたが、初めのうちはエンストしまくりでした- -;
でも、しばらくしてコツをつかんでからというもの一気にエンストする回数が減りました!
と言うことで今回はマニュアル車を運転する時にエンストしないコツを紹介していきます(^O^)
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目次
エンストが起こる仕組み
そもそもなぜエンストが起こるのか?
詳しく離すとクラッチの構造まで説明する必要があるんですが・・・
そこまで突っ込むと長くなるし余計にわかりにくくなるのではしょりますw
エンストの原因をわかりやすくいえば
となったとき、エンストが起こります。
エンジンはアクセルを強く踏み込むにつれて回転数が上がり発揮される力も強くなりますが、踏み込みが足りないとエンジンの力が車の重さに負けてしまい、その結果エンジンが止まってしまう(= エンスト)ことになります。
エンストしやすい場所と状況
マニュアル車を運転していればエンストが起こるシチュエーションはたくさんありますが、特に起こりやすいのは次の3つ
①発進時
一番エンストが起こりやすいのはのは、やっぱり発進の時
自転車をこぐ時も走っている時に加速するよりも、止まっている状態から動き出す時の方が力が要りますよね。
車も同じで、停止状態から動き出すときは一番力が必要になります。
ですが、十分にアクセルを踏み込まずにクラッチを繋いでしまうとエンジンのパワーが車の重さに負けてしまいエンストしてしまいます。
②坂道
坂道は平らな場所以上にエンジンに負荷がかかるのでエンストが起こりやすいです。
坂道発進はもちろん、発進した後に低速で動いているときでもアクセルを緩めてしまうとエンストしてしまうこともありますよ!
③気温が低い時
あまり気づきづらいんですが、冬場など気温が低い時もエンストしやすくなります。
寒いときはエンジンの中にあるエンジンオイルも固くなるため、暖まるまではエンジンの動きが鈍く、すぐに大きな力を出すことができません。
そのため、いつもの感覚でクラッチを繋ぐとエンストしてしまうこともありますよ!
マニュアル車の運転でエンストしない方法
では本題のエンストせずに運転するコツを紹介したいと思います!
①落ち着いて運転する
いきなりなに??と思うかもしれないですが、マニュアル車を運転する上でこれはかなり重要!!
と言うのも慣れないうちはマニュアル車を運転していると
「早く発進しなきゃ」
「エンストして後ろの車に迷惑がかかったらどうしよう」
と無意識にプレッシャーを感じて緊張してしまいます。
そんな状態で運転しているとクラッチ操作がぎこちなくなり、余計にエンストしやすくなってしまうもの。
まずは気持ちを落ち着けて運転することを心がけ
「発進が遅れたって事故になるわけではない」というくらいの気持ちの余裕を持ちましょう♪
②アクセルをゆっくりと踏む

発進するときの操作は1つずつ順番にやっていきましょう^^
本来、走り出すときはブレーキから足を話したと同時に右足でアクセル、左足で半クラッチにして発進します。
ただ、慣れないうちは一度にやろうとすると細かな加減ができず、すぐにエンストしてしまうので、まずはアクセルの操作から始めましょう♪
ブレーキから足を離したら、焦らずゆっくりとアクセルを踏みましょう。
踏み込み加減はエンジンの回転数が2000~2500回転になるくらいが目安
2000回転を超えたらそこで右足を固定します。

②半クラッチにする

そうしたら今度はクラッチ操作!
どんなに意識していても緊張するかもしれないですが、もう緊張するのは仕方ないと割り切って操作しましょう^^
クラッチ操作は徐々に左足をあげてゆき、車が動き出したところで左足を止めます。
するとガタガタっと振動しながら車が前進し始めます。
この状態がいわゆる半クラッチですね。
この時に左足を急激に動かすとエンストしたり、車がドンっ!と急発進して危ないので注意が必要
クラッチが繋がり始めるポイントまではゆっくりと操作しましょう♪
とは言っても「それができたら苦労しないよ!」と思っている人も多いかもしれないですね^^;
クラッチ操作をうまくやるコツとしては“左足のかかとを支えにして操作する”ことです!
教習所の教本を読むとブレーキとクラッチを操作するときはかかとをつけてはいけない、なんて書いてあったりしますが、本当にそれを続けていると足がつります笑
実際は床にかかとをついて、そこを支点に操作するとあまり力がいらず細かい操作もできるようになりますよ!
(イメージとしてはアクセルの操作と近い)

ただ、クラッチはアクセルやブレーキと違ってペダルの動く量がかなり大きいので、ずっとかかとをつけっぱなしにしていると、かえって操作しづらくなります。
イメージとしては踏み込んでいる時とクラッチが完全に繋がって足を離すときはかかとはつけず、半クラッチの操作の時だけかかとをつけるといいですよ(^O^)/
③クラッチを完全に繋ぐ
ある程度半クラッチにしたら今度はクラッチを完全に繋ぎましょう。
よく、半クラッチの時間が短かかったり、半クラッチの度合いが弱い(左足を上げる量が少ない)とペダルから足を離した時に“ガクガク”して車の動きが不安定になります。
半クラッチがきちんとできたかを知る方法としては「エンジンの回転数が上がり始めたら足を離す」のが一つの目安
アクセルを踏んだ後、左足をゆっくりとあげていくと半クラッチになったところで車が動き出すと同時にエンジンの回転数が一瞬下がるはずです。
そうなったらエンジンの回転数が再び上がるまで足を動かさずに待ちましょう!

回転数が上がりエンジン音が大きくなってきたらクラッチから足を離してください。
そうすればかなりスムーズに発進できるはずですよ^^

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もしエンストしたら
いくら頭では理解していても、実際に路上に出ると覚えたことが綺麗さっぱりすっ飛んで頭が真っ白になってしまうもの
コツを掴めばエンストする回数は格段に減らせますが、本当になれるまでは少なからずエンストすることはあるはずです。
こうして書いている僕自身もエンストせずにスムーズに運転できるまで3ヶ月~半年くらいかかりましたから^^;
単に信号待ちから発進するときは後ろの車が詰まるだけなので特に危険はないですが、踏切や交差点内となると話は別です。
踏切を横断している途中にエンストすれば踏切内に立ち往生して危険です。
(踏切内でのギアチェンジが禁止されているのはそういった理由から)
また、交差点内で右折している最中にエンストすれば対向車と衝突する恐れも!
こういったシチュエーションは不慣れなうちは特に緊張してエンストしやすかったりするので、エンストしてしまった時の心構えをしておくのも重要です。
もし、こういった状況でエンストしてしまったらとにかく
①クラッチを目一杯踏み込んで
②エンジンをかけ直したら
③発進
です!
実際の踏切ではセンサーがあるので、万が一電車が近づいてきたとしても自動でブレーキがかかるようになっています。
交差点でも対向車がよほどギリギリに近づいていない限りは衝突することは考えにくいです。
もちろんのんびりとしてはいけないですが、焦らずにエンジンを再始動して車を動かしましょう♪
さいごに
いかがでしたか??
僕なりに7年以上マニュある車を運転してきた経験をもとに、エンストしないで運転するコツを紹介してみました^^
なかなか文字と写真だけでは伝わりづらいところがあったとは思いますが、今回の内容を参考に練習を重ねれば早い段階でスムーズに運転できるようになるはずです!
最初はコツを掴むのも少し時間がかかるかもしれないですが、諦めずにチャレンジしてみてくださいね♪
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