車に乗っていれば、少なからず消耗品の交換が必要になるもの
とはいえ普段から手入れや点検をして入れば、そこまで大きな出費になることはなかなか無いですね。
ただ、一つだけ例外なのが「タイヤ」
どんなに気をつけて大事に乗っていたとしてもタイヤだけは乗った距離に応じてすり減ってしまいます。
タイヤはいつか必ず交換しなければいけないですが、車の部品代としては結構高くつく方なのでついつい後回しにしまいがち
そういう自分がなんと8年以上もタイヤを使い続けてたという・・・^^;
改めてタイヤの状態を見たらさすがに恐ろしくなったので、オートバックスで持ち込み交換をしました!
そこで今回はタイヤの交換時期の目安となる走行距離やひび割れ・スリップサインなどのコンディションから、タイヤを安く手に入れる方法にどこで交換するのが安いのか?
などなど初めての人でもわかりやすいように紹介していきます♪
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目次
タイヤ交換時期の3つの目安
①走行距離
まずタイヤのコンディションにかかわらず交換を検討する基準となるのが走行距離
走れば走るぶんだけゴムは減り、グリップ力が下がります。
・・・なんですが、実はタイヤメーカーのHPなどを見てもハッキリと書いていなかったりします。
ただ、一般的には3万キロを超えたあたりが交換を検討する時期
実際、自分で使っていたタイヤもちょうど3万キロをちょっと超えたくらいだったんですが、写真を見てもらうとかなり減っているのがわかると思います。

もちろん車種やタイヤの銘柄、運転の仕方によっても変わりますが、長くても5万キロが限度と考えておきましょう!
②スリップサイン(溝の深さ)
どのタイヤの溝にも「スリップサイン(またはTWI=トレッドウエアインジゲーター)」というゴムの突起がついています。
スリップサインはメーカーや銘柄に関係なく、溝の底から1.6mmの高さになるよう作られています。

というのも、このスリップサインがタイヤの接地面に到達してしまう=溝の残りが1.6mm以下になると車検に通りません!
もちろんその状態で走ることは道路交通法で違反になりますし、万が一それが原因で事故を起こした場合、最悪、保険が下りないということもありうるので絶対にやめましょう!!
※ちなみにうちの場合は残り2~3mmでした^^; 危ねぇ~

スリップサインの場所はタイヤの横に位置を示すマークがあるので、ぜひ一度、自分のタイヤをチェックして見てください♪

③ひび割れ(経年劣化)
たとえ走行距離が少なくても、溝もかなり残っていても、タイヤがひび割れていたら要注意です!
ゴムは時間が経てば経つほどどんどんと硬くなっていきます。
古くなった輪ゴムが引っ張ると耐えきれずにプチっと切れてしまうのと同じようなイメージですね。
タイヤも同じように直射日光による紫外線にさらされたり、使うことで熱くなったり冷えたりを繰り返すことで硬くなり、だんだんとひび割れていきます。
ひびが入ったからといってすぐにパンクしたりバーストするようなことはないですが、タイヤのグリップ性能は格段に落ちます。
それに何よりいつダメになるかと心配しながら運転していると精神衛生上かなり良くないです^^;
この程度のひびなら全く問題なく使えるので心配ないです。

ですが、冒頭でもちらっと触れた通り、うちのタイヤは8年以上使い続けていました・・・
おかげでタイヤはこの通り


横の溝だけでなく、縦方向にもぐる~っとひびが繋がっています。
ここまでくるとディーラーやカー用品店に行くたびに「タイヤ替えたほうが・・・」って言われます笑
もし、こんな状態になっているならすぐにでも交換したほうが良いですよ〜!
タイヤ選びは同サイズが基本
いざ替えるとなったら、まずはタイヤの手配
一番手っ取り早いのはお店で買ってそのままつけてもらう方法です。
以前は店頭販売のタイヤはかなり高かったんですが、流石にネット販売が普及してきた煽りを受けて店頭の値段もだいぶ下がってきました。
参考にオートバックスの店頭価格(4本)です。
・トヨタプリウス (195/65R15) → ¥26,800
・マツダCX-5 (225/65R17) → ¥37,200
・ホンダN-BOX(155/65R14) → ¥16,000
オートバックスなんかだとPB(プライベートブランド)品のタイヤがそこそこ安かったりします。
外観はPB品ですが、作っているのは国内のタイヤメーカーなので性能としては申し分なし
逆にタイヤメーカーの銘柄(ブリヂストンのレグノとかダンロップのエナセーブなど)が欲しい時はネットで買う方が安く済むことが多いです。
と言うか、国産タイヤメーカーの商品だと定価と大して変わらなかったりするのでべらぼうに高いことも珍しくありません。
結局のところ最終的にどのタイヤを選ぶかは完全に個人の好みになってきます。
「これがいい!」というタイヤがあれば、安く替えるところを色々探せ
でも「とにかく安く済ませたい」となると選択肢が多すぎてドツボにハマっていつまでも決められなくなったりします^^;
結局はどこかで見切りをつけなくちゃいけないので、お店を3つくらいに絞ってその中から決めるなどしたほうがいいです!
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交換費用の相場は?どこが安い?
走行距離が3万キロを超えて、溝も残り2mm
しかも見るからにヤバそうなレベルのひびが入っている。
こんなタイヤを見たら安心して運転できなくなってしまったので、さすがにタイヤ交換することにしました!
とはいってもタイヤ交換するとなると結構な金額がかかります。
特にうちの車のタイヤはちょっと特殊で、純正タイヤは基本ディーラー経由でしか買えず、定価が1本7万円という法外なプライス!
工賃合わせたら軽く30万は超えるというイカれた代物なので、別の方法を取ることに
それが、比較的リーズナブルに手に入る同サイズの市販タイヤを持ち込みで交換する方法です。
純正より少しスペックは低くなるものの、サーキットに行くわけでもないので特に問題なし!
タイヤはヤフーショッピングに出店しているタイヤ屋さんからチョイス
おかげで1万3千円/1本という格安価格でゲットできました♪
ただ、タイヤが安く手に入っても組み付けをやってもらえるかが問題です。
お店によっては
「うちで買ってくれたタイヤじゃないと取り付けしないよ!」
なんてところも珍しくないので、タイヤを買う前には近くのお店への事前確認が必須!!
ちなみにカーディーラーやオートバックスなどのカー用品店であれば大抵はやってくれます。
今回交換するにあたって、電話で見積もりを取ったんですが、その結果がこちら↓
『タイヤ4本持ち込み工賃(18インチ)』 タイヤ組み付け+廃タイヤ
ディーラー(ホンダ) → ¥25,056
オートバックス → ¥14,160
イエローハット → ¥14,040
タイヤ館 → ¥21,168
※店舗によって変わる場合があるので、必ず事前に電話で見積もりを!
予想していた通りディーラーはずば抜けて高く、その次に高かったのがタイヤ館でした。
近くではオートバックスとイエローハットが1万4千円で同じくらい
単純に比較して候補はオートバックスかイエローハットのどちらかだったので、比較的家から近いオートバックスにしました♪
↓実際にかかった工賃の明細です。

オプションでエアバルブの交換と窒素ガスの充填するかを聞かれました。
エアバルブはどんな状態かわからなかったので「交換が必要なら替えてください」
窒素ガスは今まで使ったことないけど、普通のエアで特に不便を感じたことなかったのでなしにしました。
当日は日曜日に行ったので朝イチでもすでに作業の順番待ちをしている人がたくさん
タイヤ交換の作業自体は30分前後くらいだけど、この日の待ち時間は来店から1時間半でした。
意外と早くてよかった~♪
でもってこれが交換後のタイヤ

やっぱり新品のタイヤは気分がいい!
これで安心して運転できるー!!
交換した後しばらくは慣らし走行が必要
「もうタイヤ交換したからガンガン使える!」と思ったら大間違い!
実はタイヤ交換をしてからしばらくは慣らし運転が必要になります。
慣らし運転が必要な理由は主に2つ
「①タイヤ本来の性能を引き出す」のと「②ドライバー自身が新しいタイヤに慣れる」ためです。
①タイヤ本来の性能を引き出す
↓は今回新しく交換したタイヤの新品状態の写真

写真でも表面に少しつやがかっているのがわかるでしょうか。
実際に触ってみるとゴムというよりも少しざらついたプラスチックという感じで、結構ツルッとしてます。
この状態のままだと当然、タイヤは滑りやすい状態でタイヤが持っている本来のグリップ力を発揮できません!
なので当然、急ブレーキなどをすればスリップなど大きな事故につながることもあります。
メーカーではタイヤ本来の性能を発揮するためには新品取り付け時から
・夏タイヤ(ノーマルタイヤ) → 時速80km以下で100km以上
・冬タイヤ(スタッドレス) → 時速60km以下で200km以上
の慣らし走行を推奨
↓は約100kmの慣らし走行後のタイヤの写真です。
ちょっとわかりづらいかもしれないですが、タイヤの表面が削れることでゴム本来のザラッとした触感に


これでようやくタイヤが持つ本来のグリップ力が発揮されます!!
②自分自身が新しいタイヤに慣れる
実際にタイヤを交換してみるとわかりますが、タイヤが変わるだけで運転感覚が大きく変わります。特に我が家のように長期間タイヤ交換をしないでいると、新品タイヤと旧タイヤのコンディションの差に驚くほど!
乗り心地はもちろん、ブレーキ距離やハンドルを通して伝わる路面状況の違いなどいろいろなところで変化があります。
そのため、いつもの感覚で運転しているつもりでもブレーキが効きすぎて、意図せず急ブレーキになってしまたりして、場合によっては事故につながることも・・・
なので、自分自身が新しいタイヤの感覚に慣れるまでしばらくは用心して運転する必要があるんです。
慣らしが終わったらトルクレンチで増し締めする
タイヤを交換するときは当然ホイールも一緒に外すことになります。
お店で作業してもらえば、タイヤ交換後はしっかりとトルクレンチを使って規定トルクで締め付けてくれるはずです。
でも、取り付けた段階ではホイールがピッタリ真ん中についていません。
これは作業の不備でなく、ごく普通に起こることです。
ただ、このズレを放っておくと、だんだんとズレが大きくなり振動や車の故障につながることもあります。
それを防ぐのが、慣らし走行が終わった後にやる「増し締め」です。
作業内容は至って簡単で、トルクレンチを使ってナットをもう一度締め直すだけ

慣らし走行の後に増し締めをすることでホイールのわずかなズレが修正され、しっかりと真ん中に収まるようになります。
簡単な作業ですが、結構大事な内容なので忘れずにやっておきましょう♪
さいごに
いかがでしたか?
タイヤ交換ってなかなか痛い出費ではあるんですが、タイヤの不備は大きな事故につながることが多いです。
特に高速道路でバーストなんかしたら・・・
想像するだけで恐ろしいですね^^;
車の整備、中でもタイヤは「まだいける!」と思って使い続けると、気づいたときにはかなりヤバイ状態になっていたりします。
なので、日頃からこまめにタイヤの状態をチェックして、危ないかな?と思ったら早めに交換しておきましょう♪
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