サロモンのトレッキングシューズ『X ALP MTN GTX®︎(ゴアテックス)』のレビュー!

最近、トレッキングシューズの分野で存在感を増しているサロモン

そんなサロモンのフラッグシップモデル『X ALP MTN GTX®︎』をゲット!

他のトレッキングシューズと一味違ったイカしたデザインで、結構前から気になっていたモデルでした♪

早速、登山に使ってみたので、あれこれ評価してみたいと思います^^

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トレッキングシューズ『X ALP MTN GTX®︎』の基本スペック

~靴形状~    ハイカット

~紐~      レギュラーレース

~重量~     620g(片足)

~アウトソール~ High Traction Contagrip®︎

~ミッドソール~ 2層圧縮EVA

~シャーシ~   3D Edginf Chassis

~メンブレン~  GORE-TEX®︎Performance Confort Footwear

~ソックライナー~

・成形EVAフットベッド

・OrthoLite®︎

~プロテクション~

・2.5mm厚プロテクティブラバートゥキャップ

・1.8mm厚プロテクティブラバーマッドガード

・1.5mm厚プロテクティブラバーヒールキャップ

~アッパー構造~

・ヒールフォーム

・前足部保護EVA

~フィットマネジメント~

・セルフロッキングアイレット

・ヒールストラップ

・前足部フィット

・レースロッカー

~アッパー素材~

・フルレザーアッパー

・1.5mm厚防水ヌバックレザー

・高耐久性防水コーデュラ

 

X ALP MTN GTX®︎レビュー

外観

まずは靴本体の外観

性能はもちろん大事だけど、外観も同じくらい大事!

だっていくら高性能でもカッコ悪かったら履く気なくなりますからね^^;

いくつになっても新しい靴の箱を開けるときはドキドキします・・・

「おぉ」思わず声が

カッコいい♪

サロモンの靴によくついているこのかかとのループ

しっかりつかめるので、履くときに簡単に足が入るので結構便利♪

もともとクライミングにも使えるハイスペックシューズなのに、変なゴツさがなくスマート

この感じは日本のシューズメーカーにはない魅力!

 

ソール

ソールは同じサロモンでも他と比べると若干違います。

全体の印象としてはエッジが立っている感じ

Contagrip(コンタグリップ)はサロモンが独自開発したソールで、どんな地形や足の動きでもしっかりとしたグリップ力を発揮するよう設計されているそう

(まぁ、どのソールもそれを目指して作られているモンだと思うけどw)

あくまで個人的なフィーリングですが、コンタグリップはなかなか優秀!

程よい硬さがあるのでゴツゴツした路面で尖った岩などを踏んでもソールがよれず、変な突き返しもありません。

“EDGING Chassis”

ヒールには左右を貫通するように樹脂製の芯が入っています。

これのおかげで、ソールの縦方向の柔軟性は維持しつつ、横方向のねじれにしっかりと耐えられるようになっています!

そしてこの靴の最大の特徴とも言えるのがつま先に設けられた“CLIMBING ZONE”

ロッククライミングに対応するために足先周辺のゴム密度が高くなっており、かなりエッジが効いてます。

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重量感

お次は靴の重量

スペック上は620gですが、実際に計測してみると660gでした。

多分、公式スペックの方ではシューレースは入ってないのかも

それでもハイカットのトレッキングシューズでこの軽さはなかなかのもの!

数字で見るよりも実際に手に持つとかなり軽く感じます。

 

ゴアテックス&レザーアッパー

アッパーには定番のゴアテックスを採用

もちろん完全防水ではないけれど、山登りで普通に使っている分には全く問題なし!

試しに水ぶっかけても大丈夫

 

サイズ感

サイズ感としては他のサロモンの靴と変わらない感じです。

基本的にはサロモンの靴を買うときには自分の足の実測値+1cmのサイズを選ぶようにしています。

試しばきしたときは少し大きいかも?くらいに感じるんですが、実際に登山するときは厚手の靴下を履くのでホールド感が上がります。

あとサロモンに限った話ではないですが、靴の中の余裕が少ないと下山するときに足に負担がかかります。

下山するときには足がむくんで少しきつくなるのと、下り斜面では靴の中で足がつま先側にずれます。

このときに+5mmのサイズだとつま先が当たってしまい結構痛い思いをします^^;

 

履き心地

足を入れた時の第一印象は足全体を程よく“ギュッと”包まれた感じです。

冬山登山もできるように作られているのでクッションはかなり厚め

足首から上は少しキツめ設定されていています。

足首から下の空間は不快に感じるようなキツさはないけれど、かといってゆるゆるでもないちょうど良いホールド感!

これは靴自体の構造もあるんですが、シューレースの効果も大きいと思います。

サロモンといえば引っ張るだけでのクイックレースが定番ですね。

素早く締められるのにしっかりとしたホールド考えられるのはなかなかのスグレものです。

ただ、個人的には足の甲のホールド感の調整が難しく、コンディションによっては長時間歩いていると当たっているところが痛くなることもあります。(特に下山時)

ですが、コイツのシューレースは一般的な靴紐タイプ

そこそこの太さがあるので、足当たりがマイルドなのにしっかりとしたホールド感があります♪

この靴であえてノーマルのシューレースをチョイスしているのにはちゃんとした理由があったんですね^^

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実戦投入(筑波山登山)

トレッキングシューズはいくら見た目や試し履きの印象が良くても実際に使ってみないとわからない!

ということで、早速実践投入です(^O^)/

この日登りにに行ったのは東の名峰、筑波山

標高は877mとそこまでではないものの、登山道は平坦な道から湿気の多い泥道、落ち葉の多い滑りやすいスポットに岩肌むき出しのところまでバラエティに富んだ路面は性能評価をするにはちょうどいい山なんです。

まず歩き始めて最初に感じたのがソールのクッション性の高さ

登山道に入るまでしばらくは舗装路が続くんですが、路面の硬さを打ち消すようなイメージ

同時に程よく反発力があるので、足がポンっと軽く跳ねるような感じで足運びがかなり軽かったです♪

山を歩いていると土の道から岩場、いきなり舗装路になったりと道の状況がからることも珍しくないですよね。

ただ、こんな風に足の裏から伝わってくる感覚がコロコロ変わると案外疲れが溜まるんです。

ですがこの靴のいいところは路面のパターンが変わっても、足裏の感覚がほとんど変わらないこと

もちろん舗装路や岩場だとある程度の硬さは感じるんですが、いわゆる変な突き返し感はない一方で、地面のコンディションだけはしっかりと感じ取れるようなイメージですね(^O^)

他のトレッキングシューズよりもソールが厚めなので、正直グリップ力はどうなんだろうと思っていましたが、かなり地面に食いついてくれました!

ただ、硬さがある分、ぬかるんだ道だと地面に対する吸い付きは一般的なトレッキングシューズの方が高く感じました。

気になったのは濡れた岩でのグリップです。

乾いていれば全く問題ないんですが、雨の後のツルツルとした岩場では何度かズルッと行ったことがありました。

あと、欠点を挙げるとしたら気温の高い日は足が暑くなることですね。

この日は平野部で25度以上、筑波山周辺でも20度を超えるような陽気でした。

歩き始めはそこまで気にならなかったんですが、山頂に着く頃には足が蒸れて暑くなっているのがわかるほどでした(´-Д-`;)

本来、冬山も登ることを想定してあるのでこればっかりは仕方ないか・・・

下山の時でも足の甲に負担がかからないホールド力はさすが!

それに足の内側やかかとなど擦れて汚れやすい場所はラバーでコーティングされているので、汚れが落としやすいのも◎

完璧とは言わないものの、トータルで見れば値段に見合った高いパフォーマンスを発揮してくれる靴ですね!

 

店舗での試着は必須!

トレッキングシューズは実際に試し履きするのが不可欠!

今回は、店舗に欲しかったサイズがなかったのでAmazonで買ったんですが、事前に同じデザインの靴を店舗で試し履きさせてもらいました。

普段は28.5cmを選ぶんですが、ハイカットだとフィット感が上がるので28cmでもいいかな~?と結構悩みました。

最終的にはいつも通り28.5cmを選ぶことにはなったものの、納得して買うことができました。

「安いから」とか「楽だから」と大体の感覚でネット購入してしまうと、ちょっとした違和感があるだけで「サイズミスったかも・・・」とかなり後悔することになります。

なので、どこで買うにしても試し履きは欠かさないようにしましょう!

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サロモンの直営販売店一覧

『サロモンストア サッポロ エクスペリエンス ベース』

~住所~ 〒064-0952 北海道札幌市中ぽうく宮の森2条16-12-1

~TEL~ 011-213-7168

『サロモン 昭島アウトドアヴィレッジ店』

~住所~ 〒196-0014 東京都昭島市田中町610-4 森パークアウトドアヴィレッジ 棟5 区画NO.610300

~TEL~ 042-519-7424

『サロモン スント ici club 神田店』

~住所~ 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-6 iciclub神田 B1F

~TEL~ 03-5577-6922

『サロモン スント ibs club 神戸三宮駅前店』

~住所~ 〒651-0096 兵庫県神戸市中央区雲井通6-1-15 サンシティービル6F

~TEL~ 078-855-7461

『サロモン スント ici club 新宿ビックロ店』

~住所~ 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-29-1 ビックロ新宿東口店8F

~TEL~ 03-6457-8175

『サロモン スント ici club 吉祥寺店』

~住所~ 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-5 コピス吉祥寺B館4F ICI吉祥寺店

~TEL~ 0422-20-6302

『サロモン スント ici club 広島店』

~住所~ 〒730-0011 広島県広島市中区基町6-78 クレドパセーラ

~TEL~ 082-962-2389

『サロモン スント ici club 長岡店』

~住所~ 〒940-2103 新潟県長岡市古正寺町110

~TEL~ 0258-86-0882

『サロモン アーキテリクス 軽井沢店』

~住所~ 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢 軽井沢・プリンスショッピングプラザ イースト23

~TEL~ 0267-41-2256

『サロモン ファクトリーアウトレット あみ店』

~住所~ 〒300-1161 茨城県稲敷郡阿見町よしわら4-1-1 あみプレミアムアウトレット 1915区 Eゾーン

~TEL~ 029-886-8838

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